クラスター配置と交通の提案

1999年06月20日 (1999年09月15日改訂)

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クラスター配置

新都市のクラスターは、国有林や山林、ゴルフ場を中心に展開する。公有林の比率が高く、土地の権利関係もはっきりしていて、土地の取得が容易である。起伏もなだらかで、自然を生かした環境共生都市を建設する。

国会や中央省庁を置く国会・行政クラスターは、阿山町北部の国有林を中心に伊賀町から信楽町にかけて配置する。国会・行政クラスターは最大のクラスターで、国会、首相官邸、中央省庁の他、マスコミ機能も置かれる。

最高裁判所を中心とする司法クラスターは、阿山町、甲南町、甲賀町、伊賀町にかけての山林・ゴルフ場に配置する。

大使館街を中心とする外交クラスターは、島ヶ原村、南山城村、月ヶ瀬村、上野市にかけての国有林とゴルフ場を中心に配置する。大使館は、京都や奈良という歴史のある場所に置かれることになる。

これらの司法クラスターと外交クラスターは、場合によっては逆にすることも考えられる。

レクリエーション施設を中心とするクラスターは、エンゼルの森計画の予定地跡地に、上野新都市「ゆめぽりす伊賀」と隣接して配置する。

その他の住居・産業クラスターは、びわこ空港周辺の臨空クラスター。日野町から土山町にまたがる山林。甲賀・土山インター周辺の山林。上野市東南部の山林。上野市南部の国道422号と国道368号に挟まれた山林。上野市、名張市、山添村の境界付近にそれぞれ配置する。

空港

国内線と政府特別機はびわこ空港を利用する。滑走路は当初計画の2000メートルから2500メートルに拡張する。びわこ空港へのアクセスは、後述の高速道路、新幹線、在来線が利用できる。普通鉄道アクセスは近江鉄道線から枝線を延ばす。

国際線は関西国際空港と中部国際空港を利用する。関西国際空港へは新幹線が、中部国際空港へは直通の特急列車が乗り入れる。

道路

高規格道路は、既存の高速道路と新都市を効率的に結ぶ。

びわこ空港自動車道は、名神高速の黒丸PA付近から、びわこ空港と新都市クラスターを経由し、第2名神の甲賀・土山ICに至る。その先、名阪国道の上柘植IC付近まで、伊賀甲賀連絡道が続き、3本の東西を結ぶ大動脈を縦に結ぶ線となる。これらの道路は、新都市同士を結び、びわこ空港へのアクセス道路となるだけでなく、北陸方面からの新都市へのアクセスにも利用される。

第2名神の信楽ICから、国会・行政クラスターを経由し、名阪国道に至る高規格道路は、名阪国道の南側にある各クラスターを経由して、再び名阪国道に接続する。その先も、外交クラスターを経由して国会・行政クラスターに至り、環状道路が完成する。国会・行政クラスターから先は、司法クラスターを経由し、伊賀甲賀連絡道に接続する。

鉄道

リニア中央新幹線を東京−新大阪間に建設し、国会・行政クラスターに中央ターミナル駅を設ける。中央ターミナル駅は、新都市の玄関口であり、在来線、新交通システムへの乗換駅となる。リニア中央新幹線は、首都機能移転の有無に係わらず、日本のさらなる発展のために必要不可欠な鉄道である。

新幹線の枝線を、米原から国会・行政クラスターまで整備して、東海道新幹線が乗り入れる。近江鉄道本線に並行してびわこ空港を経由し、日野町から北部の新都市を経由して、中央ターミナル駅まで敷設する。その先は、中央新幹線と並行して、新大阪に接続する。

東海道山陽新幹線は、一部の列車が枝線に乗り入れ、中央ターミナル経由となる。北陸新幹線は、米原経由で建設し、一部の列車が枝線に乗り入れ、中央ターミナル経由となる。

びわこ空港と中央ターミナル間は、新幹線で結ばれることとなる。在来線の近江鉄道でのアクセスも可能である。

中央ターミナルから外交クラスターを経由して近鉄大阪線に接続する路線は、一部の列車が近鉄大阪線に乗り入れ、大阪まで直通運転が行われる。

新大阪から関西空港まで新幹線を建設し、中央ターミナル駅から関西空港への直通新幹線も運転される。

信楽から中央ターミナル駅への路線は、京都方面行きを兼ねる。中央ターミナル駅から伊賀神戸駅に続く鉄道は、伊賀上野駅、上野市駅、上野新都市、レクリエーションクラスターを経由する。

びわこ京阪奈線は、近江鉄道本線と信楽高原鉄道を改良し、米原から新都市の北部を通り、国立国会図書館関西館も置かれる関西文化学術研究都市へ続く路線である。

既存の関西本線は複線電化を行い、大阪からの直通列車の他、中部国際空港への直通特急列車も運行する。

クラスター内や近隣クラスター間の交通アクセスは、LRTなどの新交通システムを整備する。

クラスター配置と交通アクセスの図


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